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30th IFSCC Congress in Munich 2018で研究成果を発表しました。

2018.10.11

スキンリサーチセンター 基礎研究部では、皮膚に存在する細胞間の相互作用に注目して研究を進めてきました。
その中で、三次元表皮モデルと真皮線維芽細胞との共培養システムを用いた研究により、真皮線維芽細胞が表皮における炎症反応を抑制していることを明らかにしました。皮膚炎症は正常な皮膚組織にダメージを与え、皮膚老化の原因となることが考えられていますが、これまで表皮における炎症反応の制御についての詳細は不明でした。
今回明らかになった真皮線維芽細胞による炎症制御メカニズムを応用することにより、これまでにはない新しいアプローチによる抗炎症化粧品の開発が可能となります。

これらの成果を2018年9月18日~21日に開催された第30回国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)ミュンヘン大会2018にてポスター発表を行いました。

30th IFSCC Congress in Munich 2018についてはこちらから


P-S4-123 Dermal Fibroblast regulates inflammatory responses in Reconstituted Human Epidermis
Akira Hagino and Hideki Nishiura

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