「新たな技術」を確立するための基盤研究を行っています。「新しい化粧品」を目指した製剤(※)開発だけでなく、他社との共同開発、新たな評価系の構築など、幅広く技術開発に取り組んでいます。
※中身や有効成分、処方のことを指します。
これまでになかった製剤や技術を作り出すための基盤研究を行っています。
他の研究開発の部署とは異なり、お客様からのご依頼から開発を始めることは少なく、開発テーマを探索することからスタートします。短期的な開発では実現が難しいような特殊な製剤の開発や、製剤への配合が難しい成分を安定に配合する技術の開発、有効成分の効果がより発揮できるような製剤の開発などを行っています。さらに、製剤を評価するための新たな試験方法の探索や、製造に必要な設備の探索まで行うこともあります。他にも、外観的に面白い製剤や、SDGsを意識したボタニカルな製剤、特徴的なエキスの開発など、枠にとらわれない開発に取り組んでいます。開発した製剤は、実際に工場の設備で製造するためのスケールアップの検討を行い、最終的にはお客様にご提案します。それだけでなく、論文・学会発表や特許出願することも目指して研究に取り組んでいます。
処方開発から工場での製造まで、一貫して携われる点が魅力です。また、数多くの会社のさまざまな製剤に携わることができる点はOEMならではの魅力だと思います。
開発をしていると、「目指している製剤を作ることができない」、「ラボスケールで作れたものが工場の設備ではうまく作れない」など、各ステップでさまざまな壁にぶつかります。その壁をひとつひとつクリアしていくことに面白さとやりがいを感じます。そして、無事製造できた製品が店頭に並んでいたり、SNSなどで高い評価を得ているのを目にすると嬉しくなり、「次も頑張ろう!」とやる気が湧いてきます。
多くの経験を積めることと、社員同士のコミュニケーションが活発なところが特徴だと思います。配属後、早い時期から担当案件を持たせてもらえるためやりがいがあります。その分、初めはわからないことや不安なこともありますが、部署の垣根を越えて上司や先輩と距離が近く相談しやすいので、いろいろなことに取り組みやすいと思います。「やりたい!」という声を尊重してくれるのも良いところだと思います。
自分の作った製品を多くの人に使ってもらえるような仕事を希望していたので、プチプラなドラッグストアコスメから高級なデパートコスメまで、幅広いジャンルの化粧品を開発・製造しているOEM国内最大手だということが決め手のひとつでした。また、面接や説明会の時に話した先輩社員が親しみやすかったことも入社の決め手でした。
就職活動はたくさんの企業を知る最大の機会です。いろいろな仕事に興味を持って「業界」や「職種」を研究してみてください。思わぬところにやりたい仕事が見つかるかもしれません。また、就職活動での業界研究や会社研究は、働き始めてからも役に立つ知識になり得ます。大変だとは思いますが、自分の成長や将来のために就職活動という場をフル活用してください。
皆さんに「ここで働きたい」と思えるような会社が見つかるよう応援しています!頑張ってください!